大学生の考えごと

ヤンゴンでインターンシップをしている大学生によるブログです。

最近食べているもの

最近はミャンマー料理を食べることが多いです。

日本人からしたら好き嫌いが分かれる料理ですが、私は結構好きです。

さすが油の消費量世界一なだけあり、どの料理も油たっぷりでかなりこってりしています。慣れないうちは胃もたれしてしまうかも。

私はというと両親が授けてくれた頑丈な胃のおかげで何を食べても胃もたれもお腹壊したりもしません。ミャンマー向きな体に産んでくれてありがとう。

 

最近はミャンマー人の同僚と一緒にミャンマー料理屋さんに行くことも多いです。

こんな感じのものを食べています。

f:id:tomicello:20190629173805j:plain

下のご飯はタミントウッという料理です。ちょっと崩れていますがハート型になってるの、わかりますか?可愛らしいサービスですね。

ご飯(タミン)に玉ねぎやパクチーを入れて混ぜたもの(トウッが混ぜるの意味)という意味です。ほんのりパクチーの風味があり、パクチー大好き人間の私にはたまりません。ご飯の横には気持ち程度のお野菜も添えてあります。なんとヘルシーな。

左上は卵焼きです。こっちの卵焼きはなかなかしょっぱ目に味付けされているものが多いのでご飯が進みます。右のスープも美味しいです。

f:id:tomicello:20190629173832j:plain

こちらは左から順にカヤンジンディートウッ(トマトの和え物)とシャンカウッスエ(シャン州の麺料理)です。

野菜を摂取したくこちらのトマト料理を注文しましたが、ここのはお世辞にも美味しいとは言えず・・・残念。

本当はすごく美味しいんですよ!

シャンカウッスエはお気に入りの料理の1つです。シャン料理は日本人の口に合うものが多いので、旅行で来られた方にはまずこの麺料理をおすすめしています。本当に美味しい。いろいろ食べてみて自分でランキングつける遊びをしようかと企んでいるところです。

緑のものはお漬物です。なんか日本でも食べたことあるような味でした。

 

ミャンマーの人と食事をすると、ほとんどの人が必ず食後にジュースや甘いコーヒー、ラペイエというミルクティーを飲む人が多いです。

私はラペイエがあまり好きではないのでよくコーヒーを飲みます。

f:id:tomicello:20190629175010j:plain

何も言わないと結構甘めで出てきます。ミャンマーではブラックコーヒーはほとんど見かけないですね・・・

運んでいる最中に少しこぼしてしまったのか、ソーサーにコーヒーがほんのりついていますが店員のお姉さんが可愛かったので許します。

 

ヤンゴンには日本料理店もかなりあります。やろうと思えばミャンマー料理を食べなくても生活できると思います。

でも大体1食3000チャット(約250円)で済ませてしまう私にとって日本料理はかなり割高なので、こっちではお誘いされた時ぐらいしか食べに行きません。

ミャンマー料理が美味しいのであんまり日本食は恋しくなりません。納豆だけは例外ですが・・・

 

次は何食べようかなと普段から考えている食いしん坊な私にとって、美味しいものばかりのミャンマーはとても合っているなとしみじみ思います。

何も気にせずパクパク食べていたら、友達に「太ってきたね」と言われたので(ミャンマーの人は容赦なく太ったねと言ってきます)そろそろダイエットもしなければと思います(笑)

役に立たない学問?

少し前から「文系学部廃止」について話題が上がっているようです。

小学校から算数が苦手で得意な英語に逃げ大学も外国語系の学部に進むというド文系な進路を歩んできた私ですが、なんだか理不尽な話だなと思っていました。

ぱっと見役に立たない、意味がないからといってすぐに排除してしまうのはいかがなものなんでしょうか?

 

 

こんなこと書くと身バレしてしまうかもしれませんが、私はとある国立大学の外国語学部にてマイナー言語と呼ばれる言語を専攻しています。

特にこの言語に思い入れがあったわけではないのですがいろいろな偶然の重なりでこの専攻の学生になりました。

現在はこの言語が話される国でインターンシップをしております。

英語が好きでその他の語学や異文化理解にも興味があった私には今の専攻はかなり合っているなと感じています。

国内でも2つしかない貴重な教育機関でこの言語を学べていることをとても誇りに思っています。

 

 

ですが最近、学内でこんな声が上がっているようです。

「外国語学部のマイナー言語専攻がこの大学の偏差値を下げている」

「マイナー言語を専攻してなんの意味があるのか」

 

 

私はこれを聞いてかなり驚きました。

それぞれの学問の大切さを知る学生たちの口から出てきた言葉だなんて信じられません・・・

 

 

確かに外国語学部の中でもマイナー言語専攻は、その他専攻に比べて偏差値が低く合格しやすいのかもしれません。

それを利用して大して言語に興味もないのに○○大学卒の肩書きが欲しいからとその専攻を選んで大学生活を送るような人もいるかもしれません。

 

 

でも全員がそういうわけではありません。そんなわけないじゃないですか。

私の周りには純粋に語学が好きで、日々勉学に励む真面目で知的好奇心に溢れる人たちしかいません。

私も入学してから必死に勉強し、今も現地で悩みながら言語習得に励んでいます。

なのに学内にはこんな心ないことを言う人たちもいるのかと、がっかりしてしまいました。

そもそも大学に入学してからも偏差値偏差値って・・・

そんなしょうもない指標にしがみついて他者を見下すだなんて本当に馬鹿馬鹿しい。

 

 

その言語を勉強して何の役に立つの?という質問には今でも上手く答えられるかわかりません。

ですが私が勉強して思うのは、そういう意味があるのかわからない知識が人生を豊かにしてくれるということです。

言語を勉強してその国の面白い文化を知ることができたし、ある程度話せるようになったことで現地の人と交流でき、かけがえのない大切な経験をすることができました。

役に立つことが人生の全てだとは思いません。

大学でそういう豊かな経験をしてきた人たちこそ、社会をもっと豊かなものにできるのだと思います。

 

 

あまり上手くまとまりませんでしたが、ぱっと見あまり必要ないように見える学問にもこういった観点で価値があるんだということをわかっていただければと思い、久々にブログを書いてみました。